三角屋根と出窓のある クラシカルな洋館風の住まい

「庭のある家で、周囲を気にせずゆったり過ごしたい」というのが、夫のTさんかねてからの願いだった。
隣家の気にならない、緑豊かな土地を4〜5年前に購入してからというもの、
仕事の合間を縫っては住宅メーカーを巡り、相談を重ねてきた。
「秋田ホームさんは、自分たちの要望をしっかりと理解してくれたので、
安心して家づくりを任せることができました」とKさん夫妻。主な要望は、クラシカルな洋館風の外観であること、
シアタールームがあること、夫の両親との同居も視野に入れた間取りであることの3点だった。
「出窓からの眺めがとても気に入っています」と話すのは妻のKさん。
3面採光の出窓から光が差し込むダイニングは日中は常に明るく、
緑豊かな外の眺めと相まって居心地のいい空間になっている。
　リビングは大胆な吹き抜けのある空間にしたことにより、こちらもたっぷりと陽光が降り注ぐ。
リビングの天井には120インチの天吊り式ロールスクリーンを設置。
休日にはサラウンドスピーカーを備えたシアタールームとして活用している。
「音響にもこだわりたくて。スピーカーは私の希望で設置しました」と満足そうにTさんは話す。
　玄関から入ってすぐの和室は主に来客時に使用。急な来客時にも対応できるよう、
LDKとの間に間仕切りの引き戸を設け、プライベート空間を保てるようにした。
また、和室は将来的に夫の両親との同居時に使うことも想定し、
リビングを通らずともトイレや浴室に行き来しやすい場所に配置した。
　スケルトンのリビング階段から2階へ。大きなFIX窓の外には豊かな田園風景が広がる。
主寝室につながる渡り廊下は、ビルダーからの提案を採用。遊び心のあるつくりで、Kさん夫妻も楽しんでいる。
2つある洋室は子ども部屋に。間仕切りの引き戸を開放することでひと間として広々使うこともできる。
3面採光の明るい書斎には本棚を造作で設置。天井付近に設けることでデスク回りもスッキリするという。
「集中して作業をするのにちょうどいい空間です」とTさん。
　じっくり時間をかけて叶えた自分たちの住まい。「これから少しずつ庭の手入れをするのも楽しみ」と
Kさん夫妻は笑顔を見せた。