大胆な吹き抜けで 明るく開放感のある住まい

住宅建築の情報番組を欠かさず録画するほど、建築好きな施主のNさん。
結婚を機にスタートしたマイホームづくりは、Nさんにとってあふれる思いをかたちにするチャンスになった。
　SNSや住宅情報誌を参考にしながら夫婦で家づくりのイメージを膨らませ、住宅メーカーに足を運んだ。
「設計の自由度が高く、自分たちのセンスに合った家づくりをしている北久ホームさんに魅力を感じました。
担当の倉田さんの親身な対応が決め手となりました」とNさん。土地の購入に必要な所有者との交渉や
関連手続きは倉田さんが進めた。家づくりを支える頼もしい存在として夫婦に寄り添ってくれたという。
　入居は2021年の冬。記録的な大雪に見舞われた冬も住み心地は快適だった様子。
「賃貸住まいの経験から、外気の影響を受けにくいトリプルガラスを取り入れたことで、
冬場もエアコン1台で十分暖かかったです」と話す。
　Nさんのこだわりはインナーガレージ。サーフィン、スノーボード、キャンプなど
趣味にまつわるものもたっぷり収納でき、雨天時には中でスケートボードを楽しめるほどの広さがある。
また、ガレージから居室を通らずに直接洗濯室、浴室へとつながる動線は、
サーフィンなどアウトドアのアクティビティを楽しんで帰ってきた際に、室内を汚さず、
スムーズに入浴や洗濯ができるのと、家事効率アップも狙って採用した。
　住宅街に建つN邸では、視線を避けるためLDKの窓は高窓と吹き抜けを採用している。
大スパンの吹き抜けのあるLDKはプライバシーを守りつつ明るく開放的な空間に仕上がった。
印象的な2階の天井は、レッドシダーをふんだんに使用したもの。階段に設けられたアイアンの手すりもNさんの自慢。
倉田さんと出向いた県内の鉄工所で要望を伝え、納得の形に仕上げてもらった特注品だという。　
2階のホールは、現在シアタールームとして利用中。将来的には階段側に壁を設け、個室にすることも想定している。
子ども部屋は2面採光で明るく収納も十分。主寝室には、3畳のウォークインクローゼットが併設され、
夫婦2人分の収納スペースには十分な広さがある。
　これまで温めてきた思いを叶えた住まい。うれしそうに話す夫婦の姿が印象的だった。