WORKS JUU掲載の施工事例

CASE285 秋田ホーム / S邸

カバードポーチが目を引く カリフォルニアスタイルの家

幼い頃からあこがれていた、カリフォルニアスタイルの家にしたい。
Sさん夫妻は自分たちの家のはっきりしたイメージがあり、それをどう図面に表現してくれるかを見てビルダーを選んだ。
カバードポーチが特徴的な外観のほか、吹き抜けのある広いリビング、高気密高断熱などの要望を出したうえで、
「できます」と応えたのが秋田ホームだったという。
 Sさんは「担当の菅原さんの設計図は血のかよったものに感じられたんです」と振り返る。
二人の要望が盛り込まれていただけでなく、部屋の配置や動線に細かい配慮があるのが感じられ、
その家での暮らし方をすぐに思い描くことができた、とSさん夫妻は口を揃える。
 この家の中心は、屋根までの吹き抜けのある約30畳の広々としたLDK。この空間のために家全体がデザインされたといっても過言ではない。
敷地の都合でリビングは西向きとなったが、トップライトと東西に配した連窓のおかげで室内にはいつも柔らかな外光が満ちている。
海沿いのリゾートホテルを思わせる、開放的な雰囲気が漂う。
 空調設備には室内の換気と冷暖房を同時に行う「Z空調」を採用。各所にある吹き出し口から冷気と暖気が出ており室温が一定に保たれている。
住宅の広さ等に応じて複数のエアコンが稼働することで、メンテナンス性に優れているのも特長という。
寝室や個室も含め生活の主機能は1階に集約している。
平屋で暮らすのと同じようなスタイルの暮らし方ができるのもSさん夫妻の希望で、
普段の生活動線がスムーズなところが気に入っているという。
 「特に寒い時期は朝が苦手だったのですが、この家は暖かく目覚めがよくなりました。
ぐっすり休めるせいか体の調子もいい」とSさん。書斎など自分のスペースができ、趣味の時間も充実しそうだ。
「リビングで過ごす時間が心地よくて。季節に合わせてインテリアを変えるのも楽しみです」と妻のKさんも笑顔で話していた。

DATA
床材複合(合板)フローリング
内壁材ビニールクロス
屋根材アスファルトシングル葺
外壁材窯業系サイディング

設計・施工 / 株式会社秋田ホーム 秋田支店 | 竣工 / 2021/10 | 構造・工法・規模 / 木造枠組壁工法(2×6工法)・2階建 | 敷地面積 / 1124.73㎡(340.23坪) | 床面積 / 270.52㎡(50.10坪) / 1階 165.62㎡(25.25坪)2階 71.77㎡(21.71坪)カバードポーチ 33.12㎡(10.00坪)

暖房設備 / エアコン、Z 空調(電気)| 給湯設備 / エコキュート( 電気) | バス / ハウステック | トイレ / TOTO | キッチン / Panasonic Lクラス | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス| 断熱材 / 吹付ウレタン | 換気システム / 第1種換気

建築総工費 / 6,000万円台
坪単価 /65~70