無垢の県産杉で冬も暖かい 木のぬくもりを感じる家

家を建てようと決めてから、3か月で10社ものビルダーを回ったKさん夫妻。妻のSさんは「希望するエリアは購入できる土地が少なくなっていると聞いていたので、数を回らないと生活の便がいい土地は見つからないと思いました」と話す。
　畑山住宅との出会いは、購入した土地の情報をインターネットで見つけたのがきっかけ。Kさんは「地元の会社がいいと思っていたことと、お話してみたら住宅に関する知識や経験が豊富で誠実に対応してくれたので、お願いしたいと思いました」と家づくりを振り返る。
　延床面積約30坪のK邸。家づくりで重視したのは、限られた面積のなかで少しでも広く感じられる空間にしたいということ。そのため、リビングに吹き抜けを設けたり、ダイニングの掃き出し窓からデッキに向かって目線が抜けるようにするなどの工夫がなされている。実際に住みはじめると、室内の静かさに驚いたというKさん夫妻。「断熱材があるおかげか、外の音がほとんど聞こえないんです。反対に、私たちは周囲を気にすることなく子どもを思いきり遊ばせられます」とKさん。
　2階に設けたワークスペースには読書が好きなSさんたっての希望で、造作で壁一面の本棚を設置。Sさんは「棚板の位置を変えられる可動式にしてもらったことで使い勝手がいいです」と話す。ワークスペースはKさんが自宅で仕事をするときには、書斎代わりになる。Sさんは「あえてオープンなつくりにしました。普段から父親が仕事をする様子を子どもが見ることで、自然と机に向かう子に育ってくれたらいいな」と微笑んだ。