WORKS JUU掲載の施工事例

CASE183 テクノホーム秋田 / K邸

特注のカウンターキッチンで 開放的な住まいを実現

 K邸が建つ約125坪と大きな敷地は市内を見下ろせる高台にある。「この見晴らしが手に入るのが、この土地に決めた理由の一つでした」と話すKさん。転勤から秋田に戻ったのを機に、長男の入園までに新居を建てるという目標を立て、マイホームづくりに取り組んだ。
 「テクノホーム秋田を選んだ大きな理由は、デザイン性の高さとパナソニックビルダーの安心感でした」とKさん。施主の好みに合った建材を提案できる営業マンや設計士の技量はもとより、梁に鉄骨を利用する独自の「パナソニックテクノストラクチャー構造」により、一般木造建築では難しいと言われる耐震等級3を実現するなど、耐震性に対する高い評価と、室内に柱のない大空間を両立できること、ZEH対応の高い性能、地元ビルダーによるきめ細かいアフターケアなどが決め手となった。
 K邸で特徴的なのはキッチン。あえてダイニングテーブルを置かず、代わりに対面キッチンカウンターの奥行きを56センチと通常より幅広に取り、ここで食事をとるスタイルにした。キッチンのサイドパネルは幅120センチの特注である。おかげでリビングの広さ、使い方の自由度が一層上がっている。「このスタイルを決めるまでいろいろと悩みましたが、すっきりと暮らせるので決断してよかった」と語るのは妻のCさん。
 キッチンからは恵まれた眺望を楽しむことができるよう、掃き出し窓とインナーテラスを設置。家族でバーベキューや外遊びを楽しんでいる。「キッチンから家全体に目が届くんです。そのとき家族が楽しそうに笑っている様子を見ると、家を建ててよかったな、と思います」とCさんは微笑みながら家づくりを振り返った。

DATA
床材複合(合板)フローリング、サニタリーフロア
内壁材ビニールクロス
屋根材ガルバリウム鋼板
外壁材窯業系サイディング
UA値0.62W/㎡K
長期優良住宅
「かせるストック」
緊急時24H サポートダイヤル

●設計・施工/テクノホーム秋田 ●竣工/2018/2 ●構造・工法/木造軸組工法(パナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャー) ●規模/2階建 ●敷地面積/414.61㎡(125.42坪) ●床面積/125.80㎡(38.06坪) 1階 67.30㎡(20.35坪) 2階 58.50㎡(17.69坪) バルコニー 3.0㎡(0.90坪) インナーテラス 7.7㎡(2.32坪)

●暖房の種類╱ヒートポンプエアコン(電気)、床放射冷暖房
システム セントラルサーモ ●給湯の種類╱エコキュート ●バス╱Panasonic オフローラ1818 ●トイレ╱1階 Panasonic アラウーノS Ⅱ、2階 Panasonic アラウーノV ●キッチン╱Panasonic ラクシーナ+造作アイランド型 ●調理器具╱IH ●窓仕様(主なもの)╱樹脂サッシ Low-Eペアガラス ●断熱材╱吹付ウレタン、アクアフォーム ●換気システム╱第3種換気 ●太陽光発電設備╱5.88kW

建築総工費 / 2,500万円台
坪単価 / 65~70万円
太陽光発電設備費用 / 200万円