デザインにときめいて決めた 理想のマイホーム

　開放的な吹抜け、視線の抜けを生み出す窓やスリットの配置、あえて壁を作らず柔らかく空間を仕切る飾り棚。「この家を見たとき、思わずときめいてしまって」というIさんの気持ちもよくわかる、モダンな住宅はサンコーホームのモデルハウスだ。
　「弊社のモデルハウスはいずれ施主様にお譲りする前提で、スペック、コンセプト作りに社員がアイデアを出し合って練り上げます。この住宅は、国内最高水準の性能をクリアしていますので、それに見合うデザインを、という意気込みで建てられました」と営業の伊藤さんが語るとおり、まさに社のコンセプトハウスという印象だ。
　県外に住んでいたIさんが家を持とうと思ったのは、2018年12月のこと。「異動が決まり、借家を探していましたが、急に『家を持ちたい』と思ったのです。仕事上、3月には入居する必要があったので、注文住宅では間に合わない。では建売で探そうと」とIさん。インターネットを駆使して情報収集し、週末ごとに県外から秋田に足を運びながらさまざまなビルダーのモデルハウスを見て回った。
　「この家には『贅沢な無駄』が多いんですよね。私がときめいたのはそこでした。正直、予算オーバーではありましたが、家はずっと住むもの。そう考えたらときめきは大事にしたいなと思いました」とIさん。
　映画鑑賞や楽器の演奏など、多趣味なIさん夫妻はこの家での暮らしを満喫している。「妻の希望で1階には電子ピアノを置き、洋室の一つはオーディオルームにする予定です。ガレージのある家に憧れていたので、ゆくゆくは木工の機材を導入してDIYも楽しみたい」とIさん。妻のKさんは「この家に住みはじめてから、夫婦で晩酌をするひとときがいっそう楽しみになりました。家の中で景色が変わるので『今日はどこで飲もう？』と考えるのも楽しい」と顔をほころばせた。