「FPの家」で育った施主が建てた 断熱にこだわった快適な家

　「実家がFPの家だったんです」と語る施主のTさん。子どもの進学を機に両親と同居していた実家を出て、新居を構えることに。そのときまず最初に思い浮かんだのが「FPの家で家を建てたい」ということだったという。地元で「FPの家」を手がける三浦建築設計に問い合わせをしたのも、自然な流れだった。「FPの家なので、工法や性能が安心なのは知っていましたが、内覧会に足を運んだところ、デザインも自分たちの好みに合いそうだなと思って。そこからプラン作成に入ったのはおよそ１ヶ月後。スムーズな方だったのかもしれません」とTさんは家づくりを振り返る。
　落ち着いたデザインが好みだという夫妻は、シックなダークブラウンをテーマカラーに決めた。「迷ったときは担当の高橋さんにご相談しながら、統一感を大切にして決めていきました」とは妻のSさん。
　外観は黒のガルバリウムを横張りにし、一部はパイン材をあしらった。最初は無塗装で木目のナチュラルさとガルバリウムとのコントラストを楽しみ、年月を経てからは家族で塗装をするなど、手入れそのものを楽しみたいというTさんの思いからだ。「長く住むからこそ、性能や安全性は譲れない。その点でFPの家は安心できるし、自分たちらしいライフスタイルを反映できたこともうれしかった」と話すTさんの笑顔が印象的だった。