地域材をふんだんに使った 二人暮らしの開放的な平屋
結婚を機に家づくりをはじめたAさん夫妻。展示場を訪れたり、JUUを見たりしてビルダー選びを進めたそうだ。「特にJUUはアーカイブも含めて数冊購入して参考にしました」と妻のIさん。まずは夫妻別々に誌面を見ながら、それぞれがいいと思うビルダーをピックアップしたという。
「最初は写真でした。どの家が好きかを選んでいると、どの号もいいと思う家が西方設計の家だったんです」とIさん。同じようにAさんも誌面で西方設計が気に入り、代表の西方里見さんの著書を購入。調べてはじめて断熱性能や素材の考え方など、西方さんが日本を代表する建築家であることを知ったという。また、Aさん夫妻は以前から能代市二ツ井の道の駅が好きだったそうで、Iさんは「木の質感など、私たちのお気に入りの場所で、いつも寄っていたんです。その設計を手掛けたのも西方さんだと知って、好きなものを確認できた心持ちでした」と、西方設計への依頼を決めた。
家づくりでは「二人暮らしの開放的な平屋」を依頼。大開口のあるLDKは書斎兼客間を加えて約24帖もあり、平屋ならではの天井高も相まって開放感がある。開口部の外には少し懐かしさのある縁側のウッドデッキを設え、大きな軒が真夏の強い日射をやわらげるよう設計されている。また、外付けのブラインドを採用したことで、室内はスッキリと、ブラインドの角度で外からの視線や室内の明るさをコントロールしている。
そして家の中心にはHETA製の薪ストーブを設置。これは薪ストーブなども扱うプロダクトショップを経営しているAさんが選んだもの。オフシーズンでもインテリアとしてなじむデザイン性に惹かれていたそうだ。
昨冬の入居から半年。春になり、これからは庭づくりや薪割りを楽しみにしているそうだ。
DATA
| 床材 | 無垢(クリ)、 天然リノリウム |
|---|---|
| 内壁材 | 漆喰調クロス |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁材 | 木材(スギ) |
設計 / 有限会社西方設計 | 施工 / プリウッド工務店株式会社 | 竣工 / 2024/11 | 構造・工法・規模 / 木造軸組工法・1階建 | 敷地面積 / 481㎡(145.5坪)| 床面積 / 93.57㎡(28.3坪)/ 1階 93.57㎡(28.3坪)
暖房設備 / エアコン(電気)、薪ストーブ(HETA製)| 給湯設備 / エコワン(電気・ガス)| バス / TOTO サザナ | トイレ / TOTO ネオレストLS2 | キッチン / LIXIL ノクト | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス | 断熱材 / グラスウール |換気システム / 第1種換気 | 太陽光発電設備 / 5.1W/㎡K |長期優良住宅 | 耐震等級3 | 断熱等級6.5 | Q値╱0.97W/㎡K | UA値╱0.25W/㎡K | C値╱0.3㎠/㎡
建築総工費 / 2,800万円台
坪単価 / 95~100万円
太陽光発電設備費用 / 135万円





















