外とのつながりを感じる ウッドデッキとベンチがある暮らし
南面に設けた大開口の木製サッシから差し込む自然光によって、A邸のLDKは心地のよい明るさで満ちている。窓外につづくのは、セカンドリビングとなるウッドデッキだ。子どもたちが裸足で走り回れるゆとりのある広さがある。空間のつながりを重視し、内と外で天井の高さを揃えたり、漆喰壁がひと続きにみえるよう色味を合わせたりすることで、LDKが外までつながるような開放感が感じられる。
「窓際に造作のベンチがある家というのが私にとって一番の要望でした」と妻のMさん。木製ベンチは大人数が座るのに十分な幅と奥行きがあり、まるで縁側のような存在だ。室内の床とデッキの高低差が空間にメリハリを生むと同時に、ベンチが内と外を柔らかくつないでくれる。「好きなときに腰掛けたり、横になったりできるので、家族にとってのくつろぎスペースです」とAさんと子どもたちも気に入っているそうだ。
第二子の妊娠をきっかけに、家づくりをスタートさせたAさん夫妻。複数の内覧会に足を運んだなかで、村岡組デザインがつくる空間が強く印象に残ったという。「住む人の個性が空間に現れているような、特徴的なデザインが多くて。自分たちもそんな素敵な空間をつくりたいと思いました」とAさん。
間取りはウッドデッキとLDKを軸とした平屋と2階建の案を比較。土地の広さや部屋の配置のバランスを検討した結果、平屋の案を採用した。リビングの一角に設けたかわいらしい三角アーチが特徴のヌックスペースや、英国風をイメージしたというカーキの色漆喰がアクセントの主寝室など、各所にMさんのセンスが反映されている。「〝こういうのはできますか?〞というこちらのさまざまな要望に対して、それらを叶えるべく動いてくださり、本当に感謝しています」とMさん。村岡組デザインならではの無垢の木材や漆喰などの自然素材に囲まれた身体にやさしい環境で、アレルギー持ちだというAさんも快適に過ごせているという。
子どもたちがのびのびと過ごしながら、大人もゆったりくつろげる。そんなウッドデッキとベンチのある理想の暮らしがここにある。
DATA
| 床材 | 無垢(西南サクラ)、 天然リノリウム床材 |
|---|---|
| 内壁材 | 塗り壁 |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁材 | 塗り壁 |
設計・施工 / 株式会社村岡組 | 竣工 / 2024/10 |構造・工法・規模 / 木造軸組工法・1階建 | 敷地面積 / 262.27㎡(79.33坪)|床面積 / 115.93㎡(35.06坪)/ 1階 115.93(35.06坪)
暖房設備 / エアコン(電気)| 給湯設備 / エコキュート(電気)| バス / LIXIL リデア | トイレ / TOTO ピュアレスト | キッチン / TOTO ザ・クラッソ | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス、木製サッシLow-Eトリプルガラス | 断熱材 / セルロースファイバーQ1 ボード | 換気システム / 第3種換気 | ZEH | 断熱等級5
建築総工費 / 3,700万円台
坪単価 / 105~110万円





















