白ガルバリウムに秋田スギ ポーチが印象的なシンプルモダンの家
イエ型のポーチが目を引くF邸。「家の顔になるところなので、特に力を入れました」と、
S・デザインファクトリーの佐藤さんは胸を張る。たっぷりと奥行きのあるポーチは風除室も兼ねているほか、
自転車などを置くことも想定している。
「白ガルバリウムの外壁に切妻型の屋根を組み合わせることで、
シンプルモダンなデザインテイストを目指しました」と話すEさんは、
佐藤さんに家づくりをお願いすると決めてから何度もS・デザインファクトリーの内覧会に足を運んだ。
「デザインの良さはもちろんですが、最終的には相談しやすい佐藤さんに、
自分たちの希望を伝えながら家づくりを進めました」と振り返る。
あえて余裕のあるつくりにしたという玄関は、子育て中の夫婦も使いやすい空間。
「キッチン、ダイニング、リビングをそれぞれ別々の空間にしたいという思いがありました。
食事をする場所とゆっくり休む場所は別々にしたかったんです」とEさん。
高さのある立ち上がりが目を引くキッチンは、リビングとつながる空間をゆるやかに分けると同時に、
ダイニングと横並びに配置することで、家事動線も短く動きやすいつくりになっている。
「コンロ前をガラスパネルにすることで、リビングの様子も見やすく、明るいキッチンになりました」と
Sさんも満足そうに話す。
ワイドタイプの掃き出し窓の外には、コンクリートのデッキテラスが設えてある。
「セカンドリビングのイメージで使っていただけたらと思い、ご提案させていただきました」と佐藤さん。
屋根のあるデッキテラスはリビングと行き来しやすく、子どもの遊び場としても
バーベキューなどをする場としても使える、自由度の高い空間だ。
Eさんが内覧会で気に入ったというストレートタイプの階段を上って2階へ。
子ども部屋と主寝室というシンプルなつくりで、鳥海山が眺められる位置に窓が設けられている。
目隠しも兼ねたシンボルツリーを選びながら、新居での暮らしを楽しむFさん一家だった。
DATA
床材 | 挽板(無垢3層)フローリング(ナラ)、 クッションフロア |
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内壁材 | ビニールクロス |
屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
外壁材 | ガルバリウム鋼板、 木材(秋田杉) |
設計・施工 / S・デザインファクトリー | 竣工 / 2022/5 | 構造・工法・規模 / 木造軸組工法・2階建 | 敷地面積 / 257.82㎡(77.99坪)|床面積 / 102.67㎡(31.05坪)/ 1階 59.61㎡(18.03坪)2階 43.06㎡(13.02坪)
暖房設備 / エアコン(電気)| 給湯設備 / エコキュート(電気)| バス / TOTO サザナ | トイレ / 1階TOTO NJI、2階 TOTO ZJ | キッチン / Panasonic ラクシーナ | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eペアガラス | 断熱材 / 吹付ウレタン | 換気システム / 第3種換気
建築総工費 / 2,100万円台
坪単価 / 65~70万円