南国の別荘やカフェの雰囲気を 住まいに取り入れる

　落ち着いたダークブラウンと白のコントラストの強いモダンな空間にバナナリーフやモンステラなど、大きな柄のクロスを思い切って配した大胆な空間使いが印象的なW邸。古材を使ったキッチンカウンターは妻のNさんの希望を叶えた完全オーダーメイド。他にもWさん夫妻が「これは」と見つけてきた材料を施主支給して使用している箇所も多い。
　かつて旅行に行ったハワイの別荘地やカフェの雰囲気を住まいに取り入れたいという思いを温めていたWさん夫妻。「松美の家の担当の方がこちらの要望をうまくまとめてくださって、思い描いていた住まいが手に入りました。満足しています」とWさんは話す。
　子どもの独立を機に、住まいづくりをスタートさせたというWさん夫妻。カフェのような木目調のアイランドキッチンとカウンターや、2階の天井勾配を利用した大きな吹き抜けにアクセントクロスをポイントに使うなど、モダンなデザインを採用している。
　その一方で、間取りは年齢を重ねて階段の上り下りが大変になっても自宅で生活できるようにと、寝室や水回りなど生活に必要な部屋はすべて1階にレイアウトするなど、先々を見据えたスタイルを採用しているのも特徴だ。
　「一生に一度の家づくり。今の自分たちの好きなものを詰め込みながら、将来的なことも念頭に入れた住まいづくりをしなければと思っていました。松美の家さんは知人から紹介されたビルダーだったんです。地元での長い実績もあるので、安心してこちらもわがままを言わせてもらったところがありますね」とWさんは笑いながら家づくりを振り返る。「自分たちで探してきたお気に入りの照明を点けながら夫婦でリビングでくつろぐひとときは、本当に最高です。家を建ててよかったと日々思います」とNさんも穏やかな表情で語るのだった。