親子3世代と愛犬が 穏やかに暮らす家

　親子3世代が暮らすH邸は延床面積25坪の平屋建て。延べ床面積としては大きくないものの、南側に向かう勾配天井や、廊下に向かって視線の抜けるプランはゆったりとした広がりを感じさせつつ、家族それぞれにも個室があるプライバシーを確保した住まいだ。
　築年数が経過した旧住居から、生活の便がいい市街地に移り住もうと決めたHさん。土地を仲介した不動産会社からヨシのいえ代表の山田さんを紹介されたことがビルダーとの出会いのきっかけだった。母のKさんは「個性的な家を建てたくて、さまざまなビルダーの内覧会に行きました。でもイメージに合う家がなくて悩んでいました。紹介されたヨシのいえさんの施工事例写真を見て、木を使った自然な感じや他にないデザインが気に入りました」とビルダー選びを振り返る。
　家づくりでは、長く快適に住み続けられることを一番に考えたというHさん。「これから年齢を重ねていくと階段の上り下りをするにも足腰がつらくなってくるので、平屋建てにしたいと思いました。高齢の祖母のためにバリアフリーの対応もお願いしました」と話す。
　その上でH邸は、外壁やLDKの勾配天井に秋田県産の杉材をふんだんに使用した。Hさんは「外観や内装のデザインについては山田さんからのご提案にある程度お任せしました。予算との兼ね合いで、力を入れる部分と抑えてもいい部分を親身になって考えてくれたので安心して任せることができました」と話す。「とくにLDKの勾配天井は、スタイリッシュでありながらも空間が広く感じられるので、とても気に入っています。想像していた以上の家を建てることができました」とHさん。安心できる設備とオリジナリティーを感じるデザインという両方の希望を叶えた住まいで、穏やかな生活を送っている。