自然の力を利用した人にも動物にも 優しいZEH

　旧雄物川沿いの緑豊かな立地に、杉板張りウッドロングエコ塗装のソリッドな外観が映えるU邸。リビングから2階の寝室に向かって抜ける大窓からは川辺の景色から空の様子までが一望できる。
　家づくりをスタートした当初、なかなか意見が一致しなかったというUさん夫妻。能代市にある西方設計のモデルハウス「Q1住宅モデル能代」を見学に行ったところ、はじめて意見が一致したのだそうだ。「外付けブラインドのデザインが気に入りました。機能についての説明を聞いたら、太陽熱を暖房に利用しつつ、夏場の涼しさを確保することで生まれる快適性について納得がいき、合理的な建物を建てていらっしゃる西方設計に家づくりを依頼したいと思いました」と施主のUさん。
　妻のKさんは「『この家なら年を重ねてからも素敵に暮らせそうだな』とイメージが湧きました。本物だから時間の経過とともに愛着がわくし、飽きずに使えそうなシンプルさで」と最初の印象について語る。
　「カモやカワウが来たり、キジがやってきたりとさまざまな動物がやってくるのを眺めるのが、動物好きの私たち一家にはとても楽しくて」とKさん。以前から飼っていたハムスターとザリガニに加え、新築してから新しい家族として2羽の文鳥を迎えている。「庭づくりにも興味が湧いてきたりして、新しいことに挑戦したくなりましたね。ワンルームのLDKで子どもたちがのびのびと走り回っている様子を見ていると、家を建ててよかったなぁと思います」とUさんも目を細めた。