性能と快適さをデザインしたゼロエネルギーハウス

　「住んでいた貸家が寒くて」。長男のKくんが生まれて、Tさん夫妻は家づくりを意識した。親戚が所有していた土地を購入。時を同じくして家の建て替えを考えていた両親から松美の家を勧められた。
　初めて訪れた松美の家の住宅資料舘。構造や性能などを実物も含めて見学できることに驚き、「ここまで見せるなら、相当自信があるんだろう（Tさん）」と思ったそうだ。決め手は真冬の宿泊体験。「性能や雰囲気もよく、床暖も快適。丁寧な家づくりをしていることを実感し、何より、ゆっくり寝られて、すっきり起きられたことが衝撃でした」とTさん。
　そして家づくりがスタート。プランニングの中で、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）を勧められた。松美の家では、住宅ローンだけではなく、光熱費の支払いも含めた負担額を細かくシミュレーションしている。「建築費が増えることに抵抗があったんですが」と妻のMさん。入居後、本当に光熱費負担がないことに驚いているという。
　新たな生活が始まり、快適な環境での子育てで、子どもにも笑顔が増えたという。この春、長女のHちゃんも誕生し、Tさんは「家を建てて本当に良かった」と笑う。
　今、Tさんは松美の家で働いている。「他人の幸せに本気になれることへの憧れや担当者の人柄、家ができた時の感動を経験して、他にこんな仕事はないって思ったんです」。