光と影が描く、 ミニマルモダンの家
グレーを基調とした内外観が、ミニマルでモダンな印象をつくり出すS邸。外観は吹付とガルバリウムの異素材を組み合わせたグレーのツートーン。室内も同様にグレーで統一し、黒のスリムな窓枠が空間を引き締める。FIX窓は枠の存在を感じさせない納まりとし、ハイドアや細い巾木など、細部に至るまで整ったラインが際立つ。グラフテクトのキッチンも、空間全体のモダンな雰囲気をより鮮明にしている。
「家を持つのはもっと先だと思っていたんです」と話すSさん夫妻。2024年にコラボハウスを訪れた際、担当の成田さんの提案がすっと自分たちの感覚になじみ、具体的なプランと見積もりが見えたことで「自分たちでも理想の家が持てる」と実感が湧いたという。子どもの就学を控えており、「土地探しから家づくりまで順調に進んで助かりました」とSさん夫妻は振り返る。
妻のNさんは写真が趣味で、「光と影のコントラストがきれいに出る住まい」を希望していた。成田さんも「ご夫婦はイメージが明確で、照明は必要最小限でいいという方針もはっきりしていました。夜は明かりの下に自然と家族が集まるように。また無駄な窓をなくし、きれいな壁を活かすことで陰影の際立つ、メリハリのある設計になりました」と振り返る。
1階は家族が集う広々としたLDK。南側に大きく開いた開口部が印象的で、人通りのある北・西面にはあえて窓を設けず、南と東に向けて大きく開くことで、空間に伸びやかな広がりが生まれた。LDKと水回り、玄関は回遊動線とし、暮らしやすさにも配慮している。2階には家族それぞれの個室を配置した。
家づくりの中心は主にNさんが担い、Sさんは「任せるよ」というスタンスだったが、完成して住み始めると「とても快適」と満足げ。掃除のしやすさや家事動線の良さは夫婦ともども実感しているという。モダンでありながら、光と影のコントラストが空間に静かな深みを与えるS邸。Sさん夫妻の感性とコラボハウスの設計力が響き合い、暮らしの景色が美しく育つ住まいとなった。
DATA
| 床材 | 複合(合板)フローリング、 Pタイル |
|---|---|
| 内壁材 | ビニールクロス |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁材 | ガルバリウム鋼板、 塗り壁(ベルアート) |
設計・施工 / コラボハウス一級建築士事務所 | 竣工 / 2025/8 |構造・工法・規模 / 木造軸軸組パネル工法・2階建 | 敷地面積 / 350.94㎡(106.15坪)|床面積 / 114.83㎡(34.73坪)/ 1階 70.12㎡(21.21坪)、2階 44.71㎡(13.52坪)
暖房設備 / エアコン(電気)| 給湯設備 / エコジョーズ(ガス)| バス / タカラスタンダード リラクシア | トイレ / TOTO NJ2 | キッチン / グラフテクト アイランド | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eペアガラス、樹脂サッシLow-Eトリプルガラス | 断熱材 / グラスウール、フェノールフォーム、吹付ウレタン | 換気システム / 第1種換気 | ZEH | 耐震等級3 | 断熱等級5
建築総工費 / 3,000万円台
坪単価 / 85~90万円




















