居場所が家族をつなぐ、 秋田杉の住まい
「あちこちに居場所のある家にしたかった」とMさんが話す通り、M邸のLDKは造作のベンチや和室スペースなど、座ったりくつろいだりできる工夫が随所に見られる。デザインの特長にもなっているリビング階段も、ちょっと腰掛けることができる居場所の一つ。家族もゲストも思い思いに過ごすことができる自由な空間だ。
Mさん夫妻は「住宅性能が充実していて、長持ちする家」を理想に、土地柄をよく知る地元ビルダーを中心に探した。そのなかで出会ったのがSKホームだった。住宅性能を重視していたMさん夫妻は、当初は木材を使う考えは特段なかったという。そんななか「仙北市の施工事例を見て、秋田杉の外壁を純粋
に格好いいなと思いました」とほれ込み、契約までには外壁を木材にすることを決めていたという。
ファミリークローゼットや母屋と連続した外物置、必要な部屋数といった優先度の高い要望を出し、間取りは設計士に一任した。こうしてできたのが、スケルトン階段のある吹き抜けが印象的なLDKである。吹き抜けには上下階の空気が自然に循環する仕組みという「機能」が備わっている。また、LDKには窓の位置を調整して造作のベンチを設けた。腰掛けるのはもちろん、椅子を持ってくるとサイドテーブルにもなるなど、さまざまな使い方が可能。一段高くした畳のスペースは子どもの午睡にぴったりで、家族のくつろぎの空間になっている。
妻のRさんは冷蔵庫を使うために動線を短くしたアイランドキッチンが気に入っている。「キッチンにいてもいつも家族の存在が感じられます。子どもの様子を見ながら家事ができるのもいいですね」と話す。
照明や内装も長く使うことを考えて、流行のものではなく北欧のルイス・ポールセンなどのロングセラー商品をチョイス。家族の将来も見据えた拠点を持てたことに、Mさん夫妻は深い安堵を覚えている。
DATA
| 床材 | 無垢(オーク)、コルクタイル |
|---|---|
| 内壁材 | 漆喰クロス |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁材 | 木材(秋田杉) |
設計・施工 / 有限会社SKホーム | 竣工 / 2025/8 |構造・工法・規模 / 木造軸組工法・2階建 | 敷地面積 / 441.12㎡(133.43坪)|床面積 / 119.23(36坪)/ 1階 70.38㎡(21.25坪)、2階 48.85㎡(14.75坪)
暖房設備 / ヒートポンプエアコン(電気)| 給湯設備 / エコキュート(電気)| バス / TOTO サザナ | トイレ / TOTO GG1、TOTO ZJ1 | キッチン / ウッドワン su:iji | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス | 断熱材 / グラスウール、フェノールフォーム、セルロースファイバー | 換気システム / 第3種換気 | 長期優良住宅 | 太陽光発電設備 / 0kW | 低炭素建築物 | 長期優良住宅 | 耐震等級3 | 断熱等級6 | UA値╱0.25W/㎡K | C値╱0.14㎠ /㎡ | BEI値╱0.65
建築総工費 / 2,900万円台
坪単価 / 75~ 80万円





















