WORKS JUU掲載の施工事例

CASE430 S・デザインファクトリー / K邸

和風の雰囲気が落ち着く 高低差を生かしこもり感を

「とにかく居心地のいい家。落ち着く居場所があちこちにあって、一日じゅう家にいても飽きることがありません」とKさん夫妻は口々に言う。たしかに、床面の一部を下げて天井高を取ったピットリビングは落ち着きのある空間で、あえて障子にした南側の開口部からの柔らかな光で満ちている。和のテイストをアクセントにした、木の温かみが伝わってくる住まい。考え抜かれた部屋の配置や動線があり、デザインと
暮らしやすさを兼ね備えている。
 住宅資材関係の仕事をするKさんは、S・デザインファクトリーの伝統を生かしつつ秋田杉を取り入れた新しい住まいづくりを追求する姿勢に好感を持っていた。妻のMさんが和の雰囲気や木の家を求めていたこともあり、Kさん夫妻にはぴったりのビルダーだと感じたという。「好みのデザインだったことが選んだ理由ですが、仕事ぶりを見知っていたので住宅性能にも不安はなかったです」とKさんは話す。シンプルながらセンスを感じられるS・デザインファクトリーらしい建物を望んでいたこともあり、間取りや細かい仕様はほぼ設計士に一任した。Kさんたちは自分たちの好きなものやライフスタイルを知ってもらった上で、平屋暮らしができる間取り、リビングの床面を下げるなど高低差があること、こもり感のある雰囲気など希望のイメージを伝えたという。
 「図面が上がってきたとき、その出来栄えにテンションが上がりました」とKさんは当時感じた高揚感を語る。「建物が立ち上がってからああこうだったのかとさらに納得、感動しましたね」とMさんも同調する。
 自然光を取り入れつつ、人工の光も巧みに操っている。直射日光を遮り、温かい雰囲気のリビング。天井に間接照明が仕込まれており、日暮れ後の雰囲気もまたよいという。南東の開口部や階段ホールの高窓からは朝日が差し込み、一日の始まりを演出する。「一日を通して家のなかの表情が変わっていくところもたまりません」と満足気なKさん夫妻であった。

DATA
床材複合(合板)フローリング、
サニタリーフロア
内壁材ビニールクロス、
アイカ セラールセレント
屋根材ガルバリウム鋼板
外壁材金属系サイディング
(ガルバリウム鋼板以外)、
木材(杉) 

設計・施工 / S・デザインファクトリー株式会社|竣工 / 2024/10|構造・工法・規模 / 木造軸組工法・1階建 | 敷地面積 / 251.44㎡(76.06坪)|床面積 / 111.24㎡(33.65坪)/ 1階 93.85㎡(28.38坪)、2階 17.39㎡( 5.26坪)、ウッドデッキ 7.45㎡( 2.25坪)

暖房設備 / エアコン(電気)| 給湯設備 / エコキュート(電気)| バス / TOTO サザナ | トイレ / TOTO NJ | キッチン / EIDAI×SEDIA 304| 調理設備 / IH | 窓仕様/ 樹脂サッシLow-Eペアガラス | 断熱材 / グラスウール | 換気システム / 第3種換気 | UA値╱0.41W/㎡K | ZEH Oriented

建築総工費 / 2,500万円台
坪単価 / 75~80万円