設計力と住宅性能で叶えた 家族みんなのためのフルリノベーション
転勤が落ち着いたタイミングで、実家のフルリノベーションに踏み切ったIさん。ビルダー選びでは「リノベーションでも高気密高断熱の住まいづくりをしてくれるビルダー」を基軸に情報収集を行ったという。「決め手になったのは設計力。他社でもプランは描いてもらいましたが、これまでの住まいが一新されたような印象を持ちました。合理的なパッシブデザインにも納得しましたね」とIさんは振り返る。性能を重視していた妻のEさんは「高気密高断熱の住宅でも窓が少ないイメージを払拭する開放感がいいと感じました」と語る。その言葉どおり、LDKの吹き抜けの開放感や大きな窓が明るさを感じさせる。
風呂などの水回りと玄関を共有し、そのほかは分離型の二世帯住宅である。Iさん夫妻と7歳、4歳、0歳の子どもたちとIさんの両親の住まう家だ。共有部分を中心に据えることで、それぞれの部屋からアクセスしやすい上、プライバシーも保たれる。浴室を中心にした配置は、冬場の浴室の寒さ対策にも部屋の乾燥対策にも有効だ。「子どもたちにとっても、祖父母がすぐそばにいる安心感があるようです。私たちも助けてもらっています」と二世帯の良さを実感しているとEさんはいう。
2階にはIさんの夢だったという書庫がある。「一生分の本を収納できるスペースを作ってください、とお願いしました」とIさん。書庫、1階リビングのワークスペース、子ども室など、随所に勉強スペースを設けたのはEさんのアイデア。「どこでも勉強できるようにしてくださいとお願いしました」と話す。
二世帯住宅は意見の集約が重要になるが「代表の佐々木さんが両親の世代の仏間に対するこだわりもよく耳を傾けてくださり、逆に要望があまり多くない我々夫婦には最適な提案をしてくださいました」とIさんは家づくりを振り返る。みんなが心地よく、満足のいく住まいで、家族みんなの新しい生活が始まった。
DATA
| 床材 | 無垢(パイン)、長尺シート |
|---|---|
| 内壁材 | ビニールクロス |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁材 | ガルバリウム鋼板、 木材(秋田杉) |
設計 / 有限会社SKホーム(SKH二級建築士事務所)| 施工 / 有限会社SKホーム| 竣工 / 2024/1| 構造・工法・規模 / 木造軸組工法・2階建 | 敷地面積 / 924.09㎡(279.53坪)|床面積 /197.62㎡(59.78坪) / 1階 157.88㎡(47.76坪)2階 39.74㎡(12.02坪)
暖房設備 / ヒートポンプエアコン(電気)、ペレットストーブ | 給湯設備 / エコキュート(電気)| バス / TOTO サザナ | トイレ / TOTO GG3 | キッチン / Panasonic ラクシーナ | 調理設備 / IH | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス、防火対応 | 断熱材 / グラスウール、フェノールフォーム、XPS(押出ポリスチレン) | 換気システム / 第1種換気 | UA値╱0.25W/㎡K | C値╱0.4㎠/㎡| 性能向上リノベデザインアワード2023特別賞
建築総工費 / 3,600万円台
坪単価 / 60~65万円





















