色彩を操り、家具とアートを楽しむ モダニズムを追求したLDK
緑豊かで、美しい庭木に囲まれて立つS邸。先祖から受け継いだ敷地約7200坪という広大な土地を管理しながら、母屋を少しずつ改修してSさんは自分好みの空間を作ってきた。
ヨシのいえにリフォームを頼むのは今回で2回目。1回目は老朽化が目立っていた水回りと老化部分の改修だった。「そのときの大工さんの仕事がとても美しかった。それに社長の山田さんは私が好きなヨーロッパのミッドセンチュリーモダンのデザインについてもよくご存じでした。この人にならこれか
らも家づくりを任せられると確信したんです」とSさんは家づくりを振り返る。
今回の改修は、個室だったスペースを家族の主な居住空間となるLDKに改修する計画だった。Sさんはアートと家具のコレクターでもある。改修に際してSさんは「好きなものだけ置いた空間に」をコンセプトにした。長い時間を過ごすLDKこそ、お気に入りのコレクションを眺めるのぴったりだと色彩を操り、家具とアートを楽しむモダニズムを追求したLDK考えたのだ。絵画が映えるよう、室内は紙クロスにグレーの顔料を塗り、極力シンプルに。一方でドアや造作家具など一部に、ドイツ・バウハウスのデザインを参考に、赤、イエロー、ブルーを大胆に配した。壁面にはピクチャーレールを通し、長年かけて集めてきたイタリアンモダンデザインの家具を配置。目の覚めるようなモダンな空間ができあがった。
「室内に入って、驚きましたでしょう」といたずらっぽく笑うSさん。建築、家具、アートに造詣の深いSさんが、「ヨシのいえの山田さんとは話が通じるから、家づくりがスムーズだったし楽しかった」と話す。
LDKは常に明るい光が差し込み、庭の景色を存分に室内に引き入れながらも暖かい。「前の住まいは寒かったから、今回のリフォームでヨシのいえはデザインだけじゃなくてやはり性能も抜群だと実感しました」とSさん。
「次の改修ではSさんの趣味の部屋をつくる予定。そのときにはまたヨシのいえに依頼するつもりです」と明るい笑顔で語るのだった。
DATA
| 床材 | 無垢(ヨーロピアンオーク) |
|---|---|
| 内壁材 | 紙クロス+漆喰塗料 |
| 屋根材 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁材 | 窯業系サイディング+塗装 |
設計・施工 / 株式会社ヨシ| 竣工 / 2023/4| 構造・工法・規模 / 木造軸組工法・2階建 | 敷地面積 / 23801.62㎡(7200坪)|床面積 / 260.01㎡(78.79坪)うち改修は 74.52㎡(22.5坪)
暖房設備 / F Fストーブ(灯油)| 給湯設備 / エコジョーズ(ガス)| バス / TOTO サザナHTシリーズ | トイレ / TOTO GG1 | キッチン / クリナップ ラクエラ | 調理設備 / ガス | 窓仕様 / 樹脂サッシLow-Eトリプルガラス、アルミサッシシングルガラス(既存)| 断熱材 / セルロースファイバー、グラスウール | 換気システム / 第3種換気 | C値╱0.20㎠/㎡(LDK部分)
建築総工費 / 1,200万円台
坪単価 / 55~60万円




















