フ ァミリーラウンジに 友人・家族が集う平屋

　フルオープンのアイランドキッチンを中心にした広々としたLDK。来客が多いというK邸では、週末となるとここに友人や家族が集まる。「〝パーティースタイルのキッチン〞としてご提案しました」と話すのは北久ホームの吉田さんだ。
　結婚と同時に新居に入居すべく、入籍前から家づくりをスタートしたKさん夫妻。一時、別のビルダーで決めかけていたのをストップして、北久ホームでの家づくりを再スタートしたのだという。「それまで進めていた家づくりに今ひとつ納得できなかったとき、JUUを読んで北久ホームさんを知ったんです」とKさん。希望を伝えたのちに提案されたファーストプランを見て「このビルダーさんなら自分たちの希望を叶えた家づくりができる」と感じたという。
　Kさん夫妻が生活動線を考える上で特に重視したのは、水回りとクローゼットの動線だった。K邸では独立洗面台にクローゼットとランドリールーム、バスルームを隣接させている。帰宅後の着替えや朝の身支度がスムーズなのはもちろん、洗濯から収納に至る家事動線も大幅に短縮されているのだ。
　また、メインの居室となるLDKに隣接する個室は、プライバシーが保ちやすいようにホールを設置。ホールとLDKの仕切りには戸袋に収まるハイドアを採用。開放するとそこにドアがあることをほぼ感じさせないつくりになっている。こうした細部へのこだわりの積み重ねで、空間の心地よさができていくのである。
　入居して数ヶ月たつが、今でも毎週のように友人や家族が遊びに来るにぎやかな住まいとなったK邸。「住み始めてから外食が減り、家で過ごす時間が増えました。友人が自分の家のように遊びに来てくれて、楽しい時間が過ごせています」と妻のRさん。Kさんは自らの家づくりをふりかえって「家づくりはビルダー選びが一番大変で、一番大切。『プロが言うんだし、こういうものなのかも』と諦めかけていたのを、ギリギリで思いとどまったおかげで、今につながっています。これから家を建てる人たちにはぜひ十分に情報収集をして、理想の住まいを一緒に叶えてくれるビルダーを見つ
けてほしいです」としみじみ話すのだった。