開放的に、効率的に。 将来の安心も兼ね備えた住まい。

「将来的には、自分たちも家を持ちたいと思っていた」というNさん夫妻。結婚当初から暮らしていたNさんの実家が寒く、手直しが必要な時期になり、さらには、子どもたちも成長して個人のスペースが必要になってきたこと、何より、「いつか子どもたちが巣立つ前に、新しい家で一緒に暮らした思い出を持ちたかった（妻のHさん）」そうだ。
　そんな折、JUUが創刊。「『将来的には……』とは思っていたもののきっかけがなくて。偶然見つけたJUUを手にして、いろんなビルダーがあることを知り、いろんな人たちの家づくりを知って、JUUがなかったらこの家は建ってなかったと思います」とHさん。家づくりを依頼したすずきよの家のこともJUUで知ったそうだ。
　「漠然と寒くない木の家」と思っていたという夫妻。見学したすずきよの家の内覧会でHさんが一目惚れ。「素材の質感や間取り、光の入り方や風の抜け方、すべてが理想だった（Hさん）」そうだ。
　家づくりでは間取りに時間をかけたという。「将来的なことを考えて主寝室を1階に。自分が面倒くさがりということもあって、家事動線をどう効率化するのかを考えました」とNさん。結果、家の中心に大きなファミリークロークを配置。それを囲むように、LDK、家事室を兼ねたパントリー、水回り、主寝室が配置され、回遊動線でつながっている。「洗濯したらそこに干して、そこにしまう。旅行の準備も1か所で済むし、快適で言うことなし」とHさんも大満足だ。
　暮らしはじめて半年、Nさんは「一冬越して、性能でこれほど快適に過ごせるのか」と驚き、Hさんは「子どもが走り回っている姿を見るのが幸せ。子どもたちが台所仕事や掃除を手伝ってくれる」と子どもたちの成長を喜ぶ。これから夏を迎えるにあたり、大きなウッドデッキで過ごす時間を楽しみにしているそうで、家族の思い出がどんどん増えそうだ。