オーダーメイドでつくりあげた ゼロエネルギーハウス

　白を基調とした室内に、ブルーのアクセントカラーが爽やかな印象のK邸。妻のMさんによると「長崎の旧グラバー邸をイメージしたデザインを家のどこかに取り入れたくて、松美の家の中村さんにご相談したところ、玄関に隣接したサンルームにグラバー邸のニュアンスを取り入れる提案をいただきました」とのこと。白い壁に瓦屋根という組み合わせをインテリアにも踏襲したことで、統一感ある内装に仕上がっている。キッチンカウンターもブルーのガラスタイルをモザイク調に配した造作。1階の広い空間のなかでもぐっと目を引くアクセントになっている。
　親族の勧めで出会った松美の家の印象を「担当の中村さんの説明がとても丁寧で、『この人とならじっくり向き合って家づくりをやっていけそうだな』と思ったのが大きかったです」と語るKさん。こうした丁寧な説明をとおして、初めて住宅性能のことを考える機会になったという。「ゼロエネルギー住宅と言われても、最初は何のことかわからなかったし、正直必要性も感じていなかったんです。でも中村さんに高性能な住宅で省エネ・創エネすることによって、光熱費がゼロになり、住宅ローンを含めた月々の支払いが楽になることなどを説明してもらいました。おかげでいい選択ができたと思っています」とKさんは家づくりを振り返る。
　思い入れのつまった新居は「早く帰ってきたくなる家。家で夫婦一緒にご飯を食べるときがいちばん幸せです」というMさんの笑顔のとおり、愛着のわくオーダーメイドのマイホームになった。