自然素材が呼吸するような 居心地のいい家

　長女の小学校入学を機に、「そろそろ個室を作ってあげたい」と家づくりを始めたTさん。自然素材をふんだんに使っていること、デザイン性、地元の工務店であることの3点からアベ建での家づくりを決めた。
　Tさんは実家で所有していた横長の土地に新居を建てるか、別の土地を購入するかで迷った時期もあったという。「この地形でも家を建てられるかとアベ建の阿部さんに相談したところ、大丈夫といっていただけたので」と家づくりを振り返る。
　Tさんの希望の一つだったのが、吹き抜けのリビング。現しの化粧梁が印象的なリビングの吹き抜けは、約10帖のリビングをより広く見せるのに一役買っている。さらに吹き抜けを介してリビングと2階の子ども部屋がつながっているので、一声かければ親子のコミュニケーションもスムーズだ。「エアコンをつけなくても冬暖かく、夏は涼しいので快適ですし、吹き抜けのおかげで、エアコン1台で全館冷暖房が可能でした。木の温かみも感じながら暮らすことができて、満足ですね」とTさん。「新居に入居してから、子どもたちの遊び方が変わったのは実感しています。かくれんぼや鬼ごっこなど、空間を存分に使って遊ぶこともあれば、個室で静かに本を読んだりしていることもある。そうした様子を見たり、家族と団らんしたりしているときに、家を持ってよかった、と実感します」と暮らしの喜びを語った。