空間を遮らない光を柔らかく運ぶ木の家

　「木の家を建てたい」。Tさんの強い希望に妻のMさんも共感した。夫妻は小学校からの幼馴染で、実家もすぐ近く。子育てのしやすさもあって、Mさんの実家の土地を分割して家づくりを始めた。
　「木の家」の印象が強いビルダーを回る中でドリームビルドに出会った。「実を言うと、最初は別のビルダーで考えていたんですけど、家づくりを進める中で、外も中も全て木ということじゃなくていいかなと思えてきて、そんな時、ドリームビルドの木使いのバランスがよかったんです」とTさん。さらに、断熱性や気密性といった性能面にも魅かれて、ドリームビルドに決めた。
　外観が黒の金属系サイディングで覆われたT邸。一歩中に入ると、木の香りに包まれる。そして、大きな吹き抜けは、スケルトン階段、ルーバーで構成した2階の壁や手摺が、ルーフバルコニーや2階の光を遮ることなく1階まで明るさを運んでくる。「吹き抜けのおかげで、どこにいても家族の存在を感じられます」とMさんもお気に入りの様子。子どもたちも開放的な空間でのびのび。「リビングでもサッカーをするんです」とMさんも困り顔だ。
　Tさんこだわりの土間。玄関ホールからリビングまでつながり、子どもたちの遊び場として、活動的な夫妻の趣味のスペースとして活躍している。