思いやりが詰まった4世代同居住宅

　玄関からの冷気が祖母の寝室に入り込まないように」、「脱衣室が寒くないように」、「キッチンの生活音がリビングのくつろぎを邪魔しないように」、「リビングの音が睡眠を妨げないように」。近頃めずらしい4世代同居のW邸は、家族への思いやりが詰まった住まいになっている。
　Wさんが三浦建築設計と出会ったのは去年の4月。職場の同僚が三浦建築設計で家づくりをしたことがきっかけだったという。妻のYさんが妊娠して、建て替えを考えはじめた時期だった。
　内覧会に足を運んだところ、雰囲気だけではなく断熱性や気密性といった性能に魅かれて決めたという。一方で、両親も、生まれてくる孫との快適な暮らしを考えて、いろいろなビルダーの完成内覧会に足を運んでいた。別々のルートを経ながら三浦建築設計で意気投合した親子。決めてからのスピードは速かった。
　家づくりで大切にしたことは、みんなが快適に暮らせること。下は0歳、上は78歳という4世代6人家族。これからもずっと元気で仲良く暮らせる家を目指して、団らんのスペースをメインにしつつ、プライバシーにも配慮した設計になっている。Wさんは祖母を思い、両親は生まれてくる孫を思ってつくり上げた家は、まさに家族への思いやりが詰まった家になった。